フィンランド陶芸


『フィンランド陶芸 - 芸術家たちのユートピア』

産業革命による大量生産による安価な粗悪品への批判から、1880年に始まったアーツ・アンド・クラフツ運動。フィンランドでも、この運動を受けて、手仕事による陶芸制作が1930年代後半から盛んになる。


色彩が鮮やかな、絵画のような陶版や、ラスター彩を使った絵皿などのセンスが光る。
ロシア向けの食器を製造していたというアラビア製陶所の美術部門からは、様々な優れた陶芸家の活動が生み出されたという。



日本や中国などの陶磁器にはない、洋食器でもないモダンなデザイン。
普段なかなか見ることができないもので、参考になります。
思わず、図録を買ってしまいました。





フィンランドには、今もこうした陶芸活動が残っているのだろうか。
とても気になる。。。







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